茨城交通:水戸駅~渡里ゴルフセンター
2018年6月土曜日、偕楽園を散策した後、路線バスを一往復楽しむ。
18:00 水戸駅発 渡里ゴルフセンター行き
東京駅12:50発の高速バス「みと号」で15時前に水戸駅に着く。水戸に着いて、遅い昼食、そのあと偕楽園を散策。それでもまだ明るい。6月は、これがうれしい。そこで路線バスに一往復乗ることにする。水戸駅北口をうろうろしていると、渡里ゴルフセンター行きのバスがやってきた。この路線には、以前何度か乗ったことがある。本数が多く、また往復一時間で結構楽しめるから、今日も乗ろうと思う。若宮団地方面から来たバスからは、ほとんどの客が水戸駅で降りるが、それでもいくらか客が乗っている。茨大方面に行く客が全員乗るので、古めの中型バスは結構な乗車率になった。ナンバープレートは水戸22あ1382、この車は木床である。
予定の出発時刻よりはすこし遅れて水戸駅発車、賑やかな駅前を走る。見通しの良い道を、どんどん進んでいく。しばらく座れなかったが、大工町にも来るとずいぶん空いてきた。茨大前を過ぎると、景色もさびしくなってくる。渡里付近では、二人になった。
見どころは、台渡里を過ぎてから。ここでバスは右折、整備されてはいるが、なよなよとした道に入る。しばらく走って、新谷。以前は畑だったが、いつの間にかソーラーパネルが並ぶようになった。新谷を過ぎてまもなく、左に一盛長者伝説地の碑が見えてくる。「伝説地」の表現がいい。ここは川に囲まれた台地のへりであり、昔から要所である。その後薄暗い森の中に入り、ゆっくりと急坂を降りる。視界が開け、交差点で少し待って車をやり過ごし手前の広場へ。終点、渡里ゴルフセンター到着。水戸駅から約30分。
渡里ゴルフセンター 18:42発
ここは茨城交通の車庫でもあるようで、貸切バスなどが並んでいる。奥には廃車になった車両も見えた。ゴルフの打球音が途切れることなく聞こえるが、人気が無いので静かである。日没も近い。
往路便が少し遅れていたので、10分弱の待機で水戸方面へ出発。この路線には何度か乗ったが、始発から乗る客は極めて少ない。この日も、自分だけだった。まずは、薄暗い坂を上っていく。
大工町で、夜になった。茨大前あたりから一人、二人、少しずつ客が乗ってくる。水戸駅で降りるときには、運賃箱の前は行列になった。なお片道400円だが、茨城交通のICカード「いばっぴ」を使えば、乗継割引も使って往復670円。
この後は、20:00発の「みと号」で東京へ帰った。土日祝だと最終の上り便である。東京駅には22:20ごろ到着。土曜日ゆえか、客は終点まで5人だった。
公開日:2019年05月08日
更新日:2019年06月04日