鹿沼市リーバス:JR鹿沼駅~古峯神社

栃木県鹿沼市コミュニティーバスの中には、予約せずに乗車できる路線バス(リーバス)が12路線ある。その一つ、古峰原線に、2018年8月訪問。日曜祝日は、往復ともに8便。片道400円。

古峯神社にて
古峯神社にて。(2018/08)

15:50 JR鹿沼駅発 古峯神社行き

宇都宮15:05発の日光線は、2018年4月に運用開始の観光列車「いろは」だった。もっとも、15時を過ぎて日光に向かう観光客は少ない。ボックスシートをゆったりと楽しむ。鹿沼15:20着。

駅前のバス停は暑かった。30分の待ち時間は少し長い。手持ち無沙汰になる。

発車時刻が近くなって、古峯神社行きのバスがやってきた。関東自動車の車両である。バス正面には、古峰原線を示す7番のマークが掲示してある。方向幕は古峰原の表示。これから乗車する15:50発の便は、日帰りで往復するには最終の下り便である。

JR鹿沼駅前にて
JR鹿沼駅前にて。(2018/08)

バスは、片手で数えられる程度の客を乗せて出発。町の中を走った後は、東武新鹿沼駅。ここでさらに一人、客を乗せる。途中、地元客が運転手と楽しそうに話して降りていく。その後、大芦川を左に見ながら、古峰ヶ原街道を西へ進む。水遊びしている子供をよく見た。そして大きな一の鳥居をくぐると、今度は薄暗い山道を進む。しばらくすると開けて、古峯神社着。時刻は17時ごろになっていた。ずいぶん山奥に来た。

バスから降りたのは自分だけだった。宿泊ですかと運転手に聞かれる。すぐに戻る旨を伝え、急いで参拝してくる。古峯神社は、参拝宿泊施設を有する大きな神社である。参道には土産を売る店もあり、参拝客は多い。やはり、標高が高いからか、少し涼しかった。

古峯神社参道にて
古峯神社にて。(2018/08)

17:15 古峯神社発 JR鹿沼駅行き

ゆっくりしたいところだが、次の17:15発が上り最終便である。急いでバス停に戻ると、10人くらいのグループが列を作っていた。他に地元客もいた。帰りの車内はずいぶん賑やかである。復路でも、清流の眺めを楽しんだ。古峯神社から約一時間、終点鹿沼に着いてもまだ明るい。乗ってきたバスは、すぐに回送。まもなく18:25発下り便の車両が到着、数名の客を乗せて発車した。鹿沼始発の宇都宮行きの発車は18:30、また「いろは」列車だった。

鹿沼市リーバス車窓から
車窓から。(2018/08)

公開日:2019年04月29日

更新日:2019年05月09日

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