南越後観光バス:湯沢車庫前~六日町車庫前
JR上越線との並行区間、越後湯沢と六日町の間を走る。バスに乗ると、電車とは違った風景が見えた。
夏の越後湯沢
2018年8月、越後湯沢駅。冬はスキー客で一杯の駅も、夏場は静かである。改札を出ると、コンコースに人はほとんどいなかった。乗ってきた長岡行き列車の湯沢到着時刻は14:13、この時間帯はバスの出発も無く、駅前も人気が無い。そばをゆっくり食べる。
15時ごろから、バスの出入りが始まる。私は東口を出て、湯沢車庫へ向かった。JTB時刻表を見ると、六日町へ向かうバスに関して、越後湯沢駅前と六日町駅角の停留所しか表記が無い。しかし実際の起点、終点は、湯沢車庫前と六日町車庫前である。これは、バス会社Webサイトの時刻表を見るとわかる。
アーケードの通りを歩いて、三国街道を越えると、湯沢車庫がある。銀色に赤帯のバスが、たくさん停めてある。見た目はさながら地元東京の東急バスで、実際、東急バスの中古車も多数在籍しているようだ。事務所前のバス停ポールの前で待っていると、少し離れて待機していた大型バスのドアが開いた。もう乗っていいよと、声がかかる。
16:05 湯沢車庫前発 六日町車庫前行
湯沢車庫前16:05発。バスは先ほど歩いてきた道を引き返し、湯沢駅前で数人客を拾う。その後は、交通量の多い三国街道を高速で走行する。少し飽きてくると、石打駅近くで右折、県道を走って舞子集落に入ってゆく。そして仙石、中之島小学校入口と通過すると、さらに右折、今度は田んぼのど真ん中を走り出した。
その後は、また集落を少し回って、再び三国街道へ戻ってくる。しばらく走って、六日町駅角。駅前には入らない。そして上越線を陸橋で越えて六日町車庫に到着。16:53着予定だが、少し遅れて、17時ちょうどくらいだった。片道440円。
さて、六日町車庫と六日町駅は、隣接しているわけではない。水上行き列車は六日町17:26発。貴重な列車を逃すわけにはいかないので、少し急いで歩くことになった。汗ばんで5分前に駅着。水上行きは少し遅れているようで、余裕の乗車になった。
なお、舞子を経由しない便もある。JTB時刻表を見ても所要時間の違いで分かるが、やはりバス会社のWebサイトを参照されたい。
公開日:2019年04月25日
更新日:2019年05月09日